株のこれからの変化
団塊の世代のリタイアと日本人の貯蓄率急降下が招くこと2006年にはいよいよ団塊世代(昭和22年から24年までに生まれた約700万人を団塊の世代と呼ぶ)が60歳を迎える。
彼らが一斉に定年を余儀なくされる一方で、2003年の4月から年金の受給開始は62歳となっているが、年内にも公的年金制度改正が行なわれる予定であり、団塊の世代が年金を受ける頃には受給開始が定年の5年後である65歳になるといわれている。
仮に、退職金を1000万円もらったとしても、1年間に200万円ずつ使ってしまえば5年間で底をついてしまう。
1年間に200万円という事は、1ヵ月間に夫婦で使えるお金は16万6000円となる。
夫婦2人で16万円という金額は決して少ないとは言えないかもしれないが、とはいえ優雅な老後が過ごせる金額とも言えない。
また、団塊世代はちょうどバブルの絶頂期にマンションを購入している人たちが非常に多い。
今よりもそれこそ2000万円も3000万円も高い物件を、ローンを組んで購入しているのだ。
それと当時、サラリーマンの間で流行ったのがゴルフの会員権だ。
これも、会社などから借金して購入している人が非常に多い。
彼らの退職金はこれらのローン返済により、実質的にほとんどないとさえ言われる。
「60歳で定年を迎えた時にはたして手元にいくら残るのだろう。
年金の受給開始は5年後だ。
その間、自分はどうしたらよいのか」。
このような不安を抱く団塊世代が2006年以降、どっと押し寄せる。
年金のみで生活が成り立たないのであれば、自助努力で老後の生活資金を確保しなければならない。
しかし、「はたして再就職の可能性はあるのか」、あるいは「自分の子供はあてにできるのか」という不安があり、これらのことを考えると、団塊の世代の憂僻は計りしれないものがある。
まして、団塊の世代の子供たちは、フリーターであったり、あるいは引きこもりであったりするなど、社会の中に上手にとけ込んでいる世代とは決して言えない面もある。
彼らの親の世代、すなわち団塊の世代の生活が圧迫されて行くとどういうことが起こるか。
2006年、東京はホテルのオープンラッシュになる。
一部では、リタイアした団塊の世代の需要を当てこんだマーケティングがもとになっているらしい。
しかしホテル業界のこの目論見は実は大きな間違いで、団塊の世代はそういう自由や老後の楽しみを享受するような環境にはまったくなっていない。
株に関するアドバイスです。株を導入してみる価値はありますよ!
